
北九州宗像中央病院のデザインコンセプト
海の色と暮らしの風景
宗像から津屋崎まで広がる海岸沿いの「海の色」と、歴史あるまちの「暮らしの風景」を組み合わせ、各フロアのカラーコンセプト、サインモチーフに取り入れました。
カラー
コンセプト
各フロアのアクセントカラーを決めるための指標
宗像と津屋崎をつなぐ海岸と海
旧北九州津屋崎病院の記憶を現北九州宗像中央病院へ継承し、双方に馴染みある「海岸」や「海」の色を各フロアカラーとして設定。
サイン
モチーフ
院内サインに添える絵や柄のモチーフ
まちに溢れる暮らしの風景
宗像~津屋崎~福間の地域一体に広がる風景や歴史、人びとの暮らしをもとに各フロアのサインモチーフとして設定。

B1F

-
カラーコンセプト
波打ち際の砂浜
砂浜
日光を浴びたあたたかい砂浜をイメージ。
-
サインモチーフ
貝寄せの津屋崎海岸
サクラ貝
貝殻の漂着が多く、美しいサクラ貝が多く見られる。
1F

-
カラーコンセプト
海風から人びとの暮らしを守る松の葉
松の葉の緑
樹齢200年以上のクロマツが広がる宗像の「さつき松原」をはじめ、津屋崎~福津にかけて海岸ぞいに連なる松林。
-
サインモチーフ
宗像大社秋の大祭を飾る「みあれ祭」と「海」
荒々しい海と船に掲げる旗
宗像大社の秋の大祭初日を飾るみあれ祭は、宗像七浦の漁師の船が旗を掲げ数百隻もの大船団を組んで執り行われる海上神幸。
2F

-
カラーコンセプト
朝の澄み切った空気
早朝の海辺
早朝の澄み切った空気が染み渡る海辺をイメージ。
-
サインモチーフ
恋の浦のウミガメ
ウミガメ
日本一ロマンティックな名前の海岸と言われる恋の浦。水の透明度が高く、国際希少動物であるアカウミガメが上陸する。
2F

-
カラーコンセプト
霧がかった海
早朝の海
早朝、夜が明ける前の薄く霧がかった海をイメージ。
-
サインモチーフ
ホタルの里公園
ホタル
釣川の環境保全のため、源流に放流されるホタル。夜にはホタルが飛び交う幻想的な景色が見られる。
3F

-
カラーコンセプト
青空を反射する海
青い海
暖かい日差しを浴びて、青空を反射する穏やかな海をイメージ。
-
サインモチーフ
北斗の水くみ
北斗七星
釣川の河口にある公園から見える、世界中でもめずらしい北斗の水くみ。北斗七星が北極星と水平線の間を西から東にくぐるとき、まるでひしゃくで水をくむように見えるのだそう。
4F

-
カラーコンセプト
日を浴びてきらめく水面
発光する海
雲に乱反射する陽の光を受けて、黄色にきらめく水面をイメージ。
-
サインモチーフ
大島の菜の花じゅうたん
菜の花
大島を埋め尽くす黄色いじゅうたん、海に浮かぶ菜の花畑。春には釣川沿いにもたくさんの菜の花が咲く。
5F

-
カラーコンセプト
夕日に染まる海
夕暮れ時の海
水平線に沈む太陽と夕日に染まる海をイメージ。
-
サインモチーフ
宮地嶽神社の光のみち
光のみち
限られたときにしか見られない、参道から海に沈む夕日へ一直線につながる光のみち。この時期にはたくさんの観光客でにぎわう。
6F

-
カラーコンセプト
月を映し出す静かな海
夜の海
波の音だけが聴こえる、夜の静まり返った海をイメージ。
-
サインモチーフ
沖ノ島
沖ノ島
島全体が信仰の対象であり、古くから人びとが伝統を継承してきた神宿る島。宗像・沖ノ島関連遺産群として、2017年に世界遺産登録。